なるべく歯を削りません
なるべく神経を取りません
なるべく歯を抜きません
なるべく歯を削りません
歯を削る事。それは体に傷をつけることです。
今までの歯科治療は早期発見、早期治療。むし歯は小さいうちに大きめに削って治しましょうが当たり前でした。結果、そこからまたむし歯になったり神経を取ったり。そこまで削る必要があるのでしょうか。人間には治癒力があります。詳しくはむし歯予防のページで。それでも取らなければならないむし歯は削ります。そして削る道具は一定の太さがあります。その為、むし歯以外のなんでもない部分を削る事があります。それは非常にもったいない事です。場合によってはむし歯さえも残す事もあります。
すべて歯を残すためです。
なるべく神経を取りません
神経を取る事。それは歯の死を意味します。
神経を取ってしまった歯は確かに痛みは感じません。それだけではなく血管組織も取りますので血が通わなくなり、歯の色が黒ずんできます。もろくなり欠け易くなります。これまでならば神経を取らなければならないような歯。例えばむし歯が神経に達しているような歯でも薬を使ってむし歯菌を殺し、神経を残す事ができる場合もあります。
すべて歯を残すためです。
なるべく歯を抜きません
歯を抜く事。それは足を切断した事と同じです。年を取れば歯が無くなるのは当たり前だと誤解している人が多すぎます。本来は28本あって当たり前です。これまでならば抜かなければならないような歯。例えば歯が割れた場合でも一度歯を抜いて接着剤で貼り合わせて、またもとの位置に戻す再植ができる場合があります。、あるいは他の歯を移植するなども可能です。
すべて歯を残すためです。(しかし保険が効かないものもあります。)
そしてみなさまの幸せのためです。